2022年1月9日日曜日

Zoomのブレイクアウト中に退出する際にホストを委譲する方法

 Zoomでホストをやっている時に途中退出する際,ホストを誰かに委譲したいという場面があります。あらかじめ参加者リストからホスト委譲しておけばよいのですが,委譲したい相手がブレイクアウトルームに入っていて参加者リストに表示されていないということもあります。その場合は退出の際にホスト委譲する方法があります。

まず「ミーティングの退出」をクリックします。

自分がホストの場合は以下のような画面が表示されるので,委譲したい相手を選択して「割り当てて退出する」をクリックします。

以上で無事にホストを委譲しつつミーティングを退出することができます。

2021年11月25日木曜日

Dell XPSでTPMを認識しない問題

 PC起動時,以下のようなエラーが表示されました。


"Aleart! TPM device is not detected"


このまま続けると,Bitlockerの回復コードを入れないとWindowsが起動しないなど,いろいろと問題が発生しました。

結果として以下の手順で直りました。このうちどれが功を奏したのかは分かりません。とりあえずハードリセットを試してみるのが一番簡単かもしれません。

BIOSアップデート

  • 別のPCでDellのサポートサイトから最新版をダウンロードしてUSBメモリに保存
  • 問題のPCにUSBメモリを挿し,PC起動時にF12を連打してBIOS Updateを選択
  • ダウンロードしたファイルを実行。

BCDブートの実行

Windows起動後,コマンドプロンプト(管理者モード)で以下のコマンドを実行

bcdboot %systemdrive%\Windows

ハードリセット

シャットダウン状態から電源ボタンを30秒以上長押し


2021年9月29日水曜日

Adobe Acrobatで作成したPDFフォームのチェックボックスがChromeで表示されない問題

 Adobe Acrobatで作成したPDFフォームをChromeやEdgeで開くと,チェックボックス(もしくはラジオボタン)が表示されないことがあります。チェックしてもフォーカスは反応しているのですがチェックが表示されません。ダウンロードしてAdobe Readerなど他のビューアーで開くと問題無く表示されます。



この問題はプロパティの書き出し値(ラジオボタンの場合は選択内容)を半角英数に変更することで解決しました。





2021年6月13日日曜日

iOSのBitwarden「マスターパスワードの検証保留中は生体認証でのロック解除は無効化されています」

iOSのBitwarden のブラウザ自動入力で「マスターパスワードの検証保留中は生体認証でのロック解除は無効化されています」と表示された場合の対応。


  1. Bitwardenの設定で生体認証とPINコード,両方とも無効にする
  2. iOSの設定から『パスワード>パスワードを自動入力】を開く
  3. Bitwarden のチェックを入れ直し,マスターパスワードを入力
  4. Bitwardenの設定で生体認証を有効にする

以上で生体認証によるブラウザ自動入力ができるようになりました。iPhoneやiPadを新しくした時に発生しやすいので注意です。

2020年11月7日土曜日

Surface Dock で外付けモニターが「アクティブではありません」となる問題

Surface Pro7 とSurface Dock(第一世代),ドックに純正のHDMIアダプターを使用して,HDMI接続の外付けモニターを2台使っています。本体のものと合わせてモニターは3つという環境です。
最初は快適に使えていたのですが,ある日突然,外付けモニターの片方が使えなくなりました。以下のような症状です。
  • モニターアダプターが「アクティブではありません」と表示される
  • 動作している外付けモニターの電源を落すと,使えなくなったはずの方のモニターが動作するようになる
  • 使えるのはいずれか片方だけということに
いろいろ試した結果,以下のページにある方法で直りました。

Solution 6: Clear your display cache

ここから surface dock registry.reg をダウンロード,実行してSurfaceを再起動。これで,改善しました。モニター関連の設定が初期状態に戻るので,位置とかアプリケーションごとの高DPI設定とかはやり直しです。
Surface Dockのファームウェアアップデートとかいろいろ試したもだめだったので,やっと直ったなーという感じです。

2017年3月14日火曜日

新しいOneDriveクライアントが起動しなくなった

2016年にリリースされた新しいOneDriveのクライアントを使っていますが,どうも同期が終わらないなと思ってタスクアイコンから終了してみたら起動しなくなってしまいました。それで,以下を試しました。


  • 環境:Windows 10 Pro
  • バージョン:17.3.6798.0207
  • 再インストール
  • コマンドプロンプトを使って再インストール
  • コマンドプロンプトを使ってリセット
  • AppData\Microsoft\OneDriveの削除
  • システムの復元(起動しなくなる手前の時点まで)
いずれもうまくいかず,システムのリストアか再インストールを考えていたところ,AppData\Local\Microsoft\OneDrive\setup\logsの中に以下の記述を見つけてGoogleで検索してみました。

Unable to resolve upload host: 11001
それで Error installing OneDrive for Business Next Generation Sync Client というページを見つけたので,内容通りにドメインのグループポリシーを設定してみました。

「OneDrive をファイル記憶域として使用できないようにする」を無効に
その後,PCを再起動してインストールを試すと普通にうまくいきました。








2016年11月2日水曜日

Microsoft Flow の要求(Request)からJSONの値を取得する

Microsoft Flowの「要求」を使ってJSONの値を取得したかったのですが,自分の勘違いでうまくいかなかったので記録として残します。

ここでは要求で取得したJSONの"text"の値を使いたいと思います。
しかし,「要求本文のJSONスキーマ」にJSONを入力しても「ボディ」しか使えません。


それもそのはずで,ここにはJSONスキーマを入力しなくてはならず,この部分を勘違いしていました。よく読めば「JSONスキーマ」と書いてあるので,思い込みによる失敗です。
そこで,スキーマをJSONSchema.netで作成します。


作成したスキーマを改めて入力すると,きちんと"text"を使うことができるようになりました。