Windowsアップデートで自動的にアップデートされないようにするには,以下の方法があるようです。
- レジストリを変更する
- Internet Explorer 11 Blocker Toolkit (IE11 Blocker)を使用
- グループポリシーで設定する
レジストリの変更
以下のレジストリキーを作成
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\11.0
DoNotAllowIE11 という名前でDWORD値を追加し,値は1とする。
Internet Explorer 11 Blocker Toolkit (IE11 Blocker)
Microsoftから IE11 Blocker (日本語)が提供されています。にせよダウンロードできるのは英語のファイルです。
実行すると3つのファイルになります。
- IE11_Blocker.adm :ドメイン環境下でグループポリシーに取り込んで使用します。
- IE11_Blocker.cmd :コマンドプロンプトで実行します。
- IE11_BlockerHelp.htm :ヘルプファイル
コマンドプロンプトを管理者モードで起動し,以下の様にコマンドを実行すれば完了です。
IE11_Blocker.cmd /B
実行すると,前述のレジストリが追加されているのを確認できます。
解除するには,以下のコマンドとなります。
IE11_Blocker.cmd /U
ヘルプファイルの中にはリモートで別のPCの設定を行う方法も書かれています。
グループポリシーで設定する
IE11 Blockerに含まれる IE11_Blocker.adm を使用します。複数のPCをまとめて設定できるので,ブロックするにも解除するにも便利です。ここでは Windows Server 2008 (R2ではない) で設定します。
設定したいグループポリシーの編集画面で,[コンピュータの構成] > [ポリシー] の下にある[管理用テンプレート]の上で右クリックしてメニューを表示します。次に[テンプレートの追加と削除]をクリックします。
[追加]をクリックし, IE11_Blocker.adm を選択すると,テンプレートが表示されます。
テンプレートは[従来の管理用テンプレート(ADM)]の下に入っています。
[Do not allow delivery of Internet Explorer 11 through Automatic Updates]をダブルクリックし,[有効]に設定します。
以上で完了です。
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