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2016年9月1日木曜日

オンプレミスデータゲートウェイはドメインコントローラーでは動作しない

PowerApps,LogicFlow,PowerBIとオンプレミスのデータベースやファイルを連携できるというオンプレミスデータゲートウェイ(On-Premises Data Gateway)ですが,インストールや設定も簡単で楽しいシステムです。

当初は開発用に使っているサーバーにインストールしていたのですが,別のサーバーにインストールして使うことにしました。そこでインストールの後のゲートウェイ復旧時にエラーが発生しました。きちんと記録を取らなかったのでメモ書き程度の内容になってしまいますが,以下の文章を含むエラーメッセージが表示されました。

”コンピューターが委任に対して信頼されていて・・”
”ゲートウェイサービスが実行されていません”
トラブルシューティングを見ながらファイアウォールとかテストとかしてみたのですが,結局は要件にある以下の部分が問題でした。

”注: ドメイン コントローラーにゲートウェイをインストールすることはできません”

ということで,ドメインコントローラーではないサーバーにインストールして,ゲートウェイの復元も無事に完了しました。

2013年12月3日火曜日

VS2013でClickOnce > 厳密な名前の署名はこのアセンブリ stdole.dll に対して無効です

PCがリプレイスで新しくなり,Visual Studio も 2010 から 2013 にアップグレードしました。ということで新しいPCには 2010 を入れず,2013 のみをインストールし,プロジェクトも移行しました。
その中でいくつかClickOnceで頒布しているアプリがあるのですが,一部のアプリだけクライアント(Windows7)での起動時に以下のエラーが発生します。

System.Deployment.Application.InvalidDeploymentException (SignatureValidation)
厳密な名前の署名はこのアセンブリ stdole.dll に対して無効です
 問題が発生しているのは,OLEコントロール(ActiveX)を使ったアプリだけのようです。参照を確認して "OLE Automation" の「ローカルにコピーする」を "False" から "True" に変更してClickOnceを発行し直すとうまくいきました。


もしくは一度 "OLE Automation" を参照から削除し, 代わりに"stdole" を追加する方法でもうまくいきました。プロパティは何も変更していません。


2013年10月17日木曜日

IE11のインストールをブロックする

10月17日のWindows8.1と合わせてリリースされるInternet Explorer 11(IE11)ですが,システムの動作確認が取れるまではアップデートしたくないという状況も多いと思います。弊社でもオンラインバンキングの動作が不安定になるということで,IE11にアップデートしないよう取引先から連絡がありました。

Windowsアップデートで自動的にアップデートされないようにするには,以下の方法があるようです。
  • レジストリを変更する
  • Internet Explorer 11 Blocker Toolkit (IE11 Blocker)を使用
  • グループポリシーで設定する

レジストリの変更

以下のレジストリキーを作成
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\11.0

DoNotAllowIE11 という名前でDWORD値を追加し,値は1とする。




Internet Explorer 11 Blocker Toolkit (IE11 Blocker)

Microsoftから IE11 Blocker (日本語)が提供されています。にせよダウンロードできるのは英語のファイルです。


ダウンロードした IE11_BlockerToolkit.EXE は自己解凍型のファイルです。


実行すると3つのファイルになります。




  • IE11_Blocker.adm :ドメイン環境下でグループポリシーに取り込んで使用します。
  • IE11_Blocker.cmd :コマンドプロンプトで実行します。
  • IE11_BlockerHelp.htm :ヘルプファイル

コマンドプロンプトを管理者モードで起動し,以下の様にコマンドを実行すれば完了です。

IE11_Blocker.cmd /B

実行すると,前述のレジストリが追加されているのを確認できます。
解除するには,以下のコマンドとなります。

IE11_Blocker.cmd /U

ヘルプファイルの中にはリモートで別のPCの設定を行う方法も書かれています。

グループポリシーで設定する

IE11 Blockerに含まれる IE11_Blocker.adm を使用します。複数のPCをまとめて設定できるので,ブロックするにも解除するにも便利です。ここでは Windows Server 2008 (R2ではない) で設定します。

設定したいグループポリシーの編集画面で,[コンピュータの構成] > [ポリシー] の下にある[管理用テンプレート]の上で右クリックしてメニューを表示します。次に[テンプレートの追加と削除]をクリックします。


[追加]をクリックし, IE11_Blocker.adm を選択すると,テンプレートが表示されます。


テンプレートは[従来の管理用テンプレート(ADM)]の下に入っています。


[Do not allow delivery of Internet Explorer 11 through Automatic Updates]をダブルクリックし,[有効]に設定します。



以上で完了です。


2013年7月3日水曜日

弥生会計13のインストール中に発生したエラー

弊社の環境が悪いのか,よく問題が発生する弥生会計(ネットワーク版)のインストールですが,今回は弥生会計12からの移行のため,弥生会計13をインストールしました。3台インストールしましたが,うち2台で問題が発生しまたので記録として残します。

1台目

問題なくインストール完了

2台目

 "所得税確定申告モジュール(平成24年分)" --> エラーメッセージ:終了コード(-1073741819)で、インストール処理を終了しました。
インストールは順調に進んでいましたが,最後のモジュールでエラーが発生しました。試しにもう一度最初からインストールをやり直すと,今度はうまくいきました。

3台目

"Microsoft Windows(KB2784152)の修正プログラム" --> エラーメッセージ:終了コード(-939523085)で、インストール処理を終了しました。
こちらはなかなか手間取りました。いろいろ試した経緯を記録します。

直接KB2784152をインストール


インストールメディア(DVD)の中に \Runtime\KB2784152 というフォルダにKB2784152のセットアップファイルがあるので,これを直接起動しましたが,うまくいきませんでした。

インストーラーはエラーを検出しました: 0xc80003f3


Windows Update ダウンロードの一時フォルダーの名前を変更


マイクロソフトのサポートに該当する問題が記載されているので,これを試しました。

Windows Update または Microsoft Update を使用して更新プログラムをインストールしようとすると、エラー コード 0X80248007 が表示される

「方法 1: Windows Update ダウンロードの一時フォルダーの名前を変更します。」とあるので,記載通りに作業します。

以下のテキストに rename.bat と名前を付けて保存し,「管理者として実行」するだけです。今回の環境はWindows7なので,「Windows Vista および Windows Server 2008 は、以下の手順を実行します。」の項にあるテキストを使用します。

Net stop wuauserv
cd %systemroot%\SoftwareDistribution
ren Download Download.old
Net start wuauserv

コマンドプロンプトが開いて作業が完了するので,先程のKB2784152を試してみますが,またエラーとなりました。

Windows Update SoftwareDistribution フォルダー名前を変更


続いて「方法 2: Windows Update SoftwareDistribution フォルダー名前を変更します。」の作業を行ないます。
「方法1」と同じで,テキストが異なるだけです。

Net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
Net start wuauserv

再度KB2784152のセットアップファイルを実行します。
今度はうまくいきました!

KB2784152について


KB2784152については弥生のサイトにも説明があります。参考までに。

弥生サイト:日本マイクロソフト株式会社の修正プログラム(KB2784152)

弥生サイト:日本マイクロソフト株式会社の修正プログラムの入手方法



2013年4月30日火曜日

メールワイズのデータ退避にかかる時間

サイボウズメールワイズの受注メール件数が10万件を超え,このままだと使えなくなってしまうようなのでデータ退避で古いデータを読み取り専用にする処理を行なう事になりました。

http://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/save.html

操作自体は簡単で,システム管理メニューで退避期間を設定するだけです。その後,インストールサーバーのデスクトップ(Windows版)から mwsave.bat というファイルを実行します。
すると,コマンドプロンプトのコンソールが開き,実行の最終決定を迫られます。


"Y"キーを押すと処理が始まります。思わず頭文字である"S"キーを押したくなるのは私だけでしょうか。メールワイズ自体はメンテナンスモード状態になり,この間はメールワイズを使用できません。
ここから,プロンプト上に進捗記録を残しつつ処理が進んでいきます。
マニュアルには40GBのデータで2時間とありますから,せいぜい3GBである環境ならすぐに終わるかと期待もしたのですが,結局4時間ほどかかりました。





"Dividing data" というプロセスがなかなか終わらず,これだけで2時間以上かかりました。その後も "Optimizing data" とか "Cutting old data" とか時間のかかる処理が続きます。
データ容量の大小にかかわらず,データ退避処理には十分な時間を確保したほうがよさそうです。

2012年9月18日火曜日

Vostro 360をWindows8にアップグレードしてみた

Windows8の発売日も間近になってきました。弊社でもタブレットでの活用を考えていますので使い勝手や周辺機器,ソフトウェアの対応状況が気になるところです。
そこで,テスト機を用意してWindows8 Enterpriseをインストールしてみました。今回はWindows7 Professionalからアプリやファイルを引き継ぐ設定でセットアップしました。
今後いろいろと試してみたいと思います。

スペック

機種:Dell Vostro 360 Touch
CPU:Core i5-2400S
メモリ:4GB
グラフィック:NVIDIA Geforce GT 525M 1GB
モニタ:23インチ フルHD 光学式タッチパネル(2点)
OS:Windows 7 Professional

タッチパネル

Vostro 360にはオプションでタッチパネルを付けていますので,Windows8のタッチ操作にも対応しています。タッチパネルは2点までの感知できます。Windows7のときはMS標準のアプリ(ペイントなど)では軽快に動作しましたが,その他のアプリケーションでは使い物にならないレベルのものでした。マウス代わりにクリックするイメージで使えるのみですので,デスクトップ機としては最初からマウスを使った方がはるかに作業性が良かったです。
Windows8にしてみて,全体的なタッチパネルの操作性が向上したように感じました。同じマシンとは思えないという印象です。IEでの操作は指の動きにしっかり付いてきますし,一般的なWindowsフォームアプリでもスクロールバーやコンボボックスを操作するときの動きが幾分自然になっています。これまではタッチする位置をしっかり確かめながらでないときちんと操作できませんでした。とはいえ,このあたりはコントロールの種類や対応によって動作が異なるようです。

弥生会計

弥生会計ネットワーク版ですが,アップグレード前からインストール済なのでセットアップが可能かどうかは分かりません。今のところWindows7とまったく同じように動作します。特にタッチ操作が有用な場面は見当たりません。

Docuworks

Docuworks Desk 7.3です。タッチ対応が最も活きてくるアプリだと思うのですが,残念ながらタッチパネルの操作性が向上したとは感じられませんでした。わずかながら使いやすくなったのはフリーハンドのラインアノテーションです。Windows7のときは途切れ途切れの線になりましたが,Windows8では途切れない線が引けます。ただ,これもマウス操作を前提としているので,きちんとクリックのつもりでタッチ,そのままドラッグのつもりで指を動かしたときのみ可能です。Penviewer for Docuworksを使うとタッチ操作がさらに活きてくるのかもしれません。ちなみに,Windows7でPenviewerを試した時にはうまく線が引けませんでした。タブレット機と異なり,Vostro 360の光学式タッチパネルではマウス操作と見なされてしまうのが原因かもしれません。
Docuworks Viewer Lightではピンチ操作による拡大縮小ができます。動作はぎこちなく,カクカクとした表示で,操作した後になって画面に反映される感じです。また,一般的なピンチ操作と逆の動きで拡大縮小が行なわれます。


PDF

OS標準のリーダーアプリは普通に動作します。iPadほど自在ではないものの,拡大縮小やスクロールで特に気になることはありません。このアプリに限った話ではありませんが,Windowsストアアプリでファイルを開くと全画面表示になるため,元のデスクトップに戻るのが面倒です。
Adobe Acrobat Reader Xでは今まで通りのウィンドウでファイルを開くことができます。ズームが少々ぎこちないですが,Docuworksほどではありません。特に問題なくPDFを読むことができます。注釈とテキストハイライトはタッチパネルでも問題なく操作できます。やはりデスクトップ機なのでマウスで操作したほうが速いですが。
PDFについてはいろいろなところからアプリがリリースされることと思いますので,そのうちiPadのように操作できるようになるのかもしれません。

2012年7月19日木曜日

弥生会計のバックアップ時エラー

弥生会計12ネットワーク版でバックアップを行なう時,以下のようなエラーが発生しました。


”事業所データのバックアップ中にエラーが発生しました。バックアップデバイス'\\...\YACCBACUP$\....zbk'を開けません。オペレーティングシステムエラー67(ネットワーク名が見つかりません。)。”

 データベースサーバーに YAccBackup$ という共有フォルダを作る必要があったようです。ちなみに書き込み権限が必要です。(詳しくはデータベースインストールマニュアルP83を参照)

データベースインストールマニュアル

2012年3月7日水曜日

Vostro 3750セットアップ

Dell Vostro 3750を購入。さっそくセットアップしました。
各種フレームワークや業務用アプリをインストールする以外にも,不要なプリインストールアプリをアンインストールするという作業がけっこう面倒です。
とりあえず備忘録として作業内容をまとめました。

AccelerometerP11
"ST Micro Free Fall Sensor Driver"という説明あり。HDD保護のためのものなので削除せず。

BingBar
BingBarは不要なので削除。

Dell DataSafe Online


デルのクラウドバックアップサービス。使わないので削除。

Dell Backup and Recovery Manager
バックアップ管理ソフト。使わないので削除。
アンインストールしても起動時にタスクアイコンが表示されるので以下のフォルダとファイルも削除。
"C:\Dell\DBRM"
"C:\Dell\DBRM.ini"

Dell Support Center
パソコンの構成やサポート情報を確認できる。
故障時にサポートに連絡すると,このアプリでパソコンの情報をチェックするよう言われることもあるので削除せず。
ただ,個人設定はきちんと設定。あれこれメッセージが出てもユーザーが戸惑うので両方ともチェックは外す。もちろん広告はいらない。



Windows Live Essentials
使わないので削除。

Validity Sensors DDK
"Fingar Print Driver Development Kit"とある。指紋認証デバイスに必要なので削除せず。

Roxio Creator Starter
DVDユーティリティーだけど,機能限定されててかえって使いづらいので削除。

DigitalPersona Fingerprint Software
指紋認証によるパスワード管理ソフト。今回はWindowsログインをはじめとして利用したいので削除せず。

QuickSet
電源やネットワークなどを管理するユーティリティー。無くても困らないけど,ホットキーなどの細かい部分が動作しなくなるので削除せず。

2011年10月12日水曜日

Trusted Drive Manager

ふとスタートアップを見てみると tdmnotify.exe とかいうプログラムが入っていました。あれ?これなんだっけ?と思って検索。以下のサイトにたどりつきました。

Trusted Drive Managerについて (Dell)

EMBASSY Trusted Drive Manager

Wave Systems Corpという会社のHDD用セキュリティシステムみたいです。
そういえばPCはデルだから,最初から入ってたのかなあ・・と思ったものの,今まで気にしてなかったことにちょっと怖くもなりました。

2011年6月2日木曜日

droboを使ってバックアップ

昨年経営陣からバックアップについて尋ねられたとき,現在のストレージでは容量不足になりつつあると答えると,新しいストレージを購入してもよいということになりました。
そのときに導入したのがdroboというストレージデバイス。「ディーロボ」と読むそうですが,初めて記事で読んだときから「ドロボー」としか読めません。社内では既に愛称となっています。
いくつかグレードがあるなかで購入したのは drobo Pro。

http://www.drobojapan.jp/drobo_pro.html




3.5インチATAのHDDを8台搭載できます。最初は1台でもよく,必要に応じて追加すれば自動的に容量を拡張してくれます。しかもHDDの容量,メーカー,回転速度はばらばらでも問題なし。独自のRAID機構でHDDの故障時も別のHDDを入れ替えるだけで停止することなく回復します。


検討する上で必要な条件は単純にまとめると以下の通り。
  • 大容量
  • 高速
  • iSCSI可

そういうわけで,まずiSCSIが使えないNASは除外。社内のサーバーはほぼ全てWindows Serverなので,ファイルシステムはNTFSが望ましい。そうなるとiSCSiでWindows Serverのローカルドライブとして使うか,Windows Storage ServerをOSとした機種かということになります。まず後者を検討しましたが,バージョンが2008となると,あまり種類もなく,検索すると以下のNASが良さそうでした。ちなみにサーバーとPCで採用しているデルのストレージは予算が合わないのでパス。




iSCSIも使えるし,スペックも良さそう。ただ,droboの自由度は魅力でした。ProグレードならiSCSIでWindows Serverのローカルドライブとして使えますし,HDDも8台使えるとなれば2TBを使ったとして容量は最大で16TB(実際にはRAIDのため12.41TBになった)。ファイルサーバー内のデータ全部と仮想サーバーすべてを丸ごと保存しても問題ない容量が手に入ります。
つまりこんな結論に。

  • 16TBの大容量
  • RAIDでリスク対応
  • HDDの管理が簡易
  • 必要な容量からのスモールスタートで初期コストが低いので稟議に有利
  • そもそも価格がそんなに高くない
  • iSCSIでWindows Serverのローカルドライブとして使用可なので,共有もできるし仮想マシンのストレージにもなる
こうしてあっさりと導入ということになりました

本体の梱包を解いてHDD4台を装着。電源とLANケーブルを挿して設置。10分で終わる作業。あとはサーバーに管理用ソフトウェアをインストールし,iSCSIで接続して完了。
一部を自らのバックアップ領域とし,あとは共有して他のサーバーのバックアップ領域としました。


iSCSIイニシエータを使ってIPアドレスを設定。
成功するとこんな感じ


現在はさらに4台追加したので,計8台


まだまだ余裕があります







その後,HDDを4台追加したが,これも5分で作業終了しました。
試しに1台抜いてみましたが,まったく動作に問題はありませんでした。そのHDDをもう一度元の場所に戻すと,再び容量が戻りました。
実を言うとHDD4台追加のとき,最初は各HDDのインジケーターが点灯せず,「不良?故障?」と一瞬焦ったのですが,再起動すると正常に動作するようになり,以後問題は発生していません。

ちなみに,純粋にバックアップとして使用しているので,仮にdrobo自体が故障しても業務に影響はありません。droboをストレージとする仮想マシンもバックアップ処理専用です。
災害対策として遠隔地バックアップもしていますが,これはまた別の話。