2015年2月22日日曜日

Outlook.comの代用として法人向けOffice365を検討する

思えばスマートフォンが出始めた頃からWindows Phoneが登場するのを待っていましたが,あまりに日本での発売が期待できないため(一部例外を除く)待ちきれずに他のスマートフォンに手を出してずいぶん経ちました。
docomoを使ってたので初めはAndroidでしたが,もっさりに耐えられずauがiPhoneを出したのをきっかけにiPhoneデビュー。そのうちiPad,Macbook AirとApple製品が増えてゆき,最近ではとうとう個人用のメインマシンをMacbook Proにしてしまいました。もちろん,仕事ではWindowsですし,Macでも仮想だなんだと結局Windowsを使うのですが,日常の個人的なことであればAppleで統一したほうが楽だと感じるようになりました。
ところが,MacってiCloud以外のサービスの扱いがいまいちだなあとも感じています。Googleとはそうでもないんですが,MSとはどうも相性が悪いような気がします。Googleリーダーの終了でGoogle依存をやめようと思ってOutlook.comに移行し,それなりに快適でしたが,MacでOutllook.comを使おうとするといろいろうまくいきません。問題は主に以下の2点です。iPhoneでは問題ないんですけどね。


  • 連絡先(アドレスブック)が連携しない
  • カレンダーが連携しない

Macのアカウント設定を見るとExchangeは使えるようです。ということはExchange Onlineを契約すれば手持ちのデバイスすべてでデータを同期できるのでしょうか。それならOffice365を契約すればExchange Onlineも含まれます。会社でも使っているOffice365ですが,そろそろ個人用のOffice365 Soloを契約しようかと考えていたところです。ただ,日本ではいまいち使えないSkypeの特典とOneDriveの容量アップだけでは今ひとつ面白味に欠けるような気がします。いっそ法人向けのプランを個人用に使ってみてはという気になりました。そこで,以下のプランを契約してみました。

Office365 Business Essentials

デスクトップ版のOfficeが付いていないプランになります。機能はいろいろありますが,今回はExchangeとSharepointがお目当てです。まずはお試しのつもりなので1ヶ月単位の月額650円のサブスクリプションを契約します。年単位だと月あたり540円です。Exchange Onlineが月額440円なので,100円追加で自分専用の各種機能が使えるのはお得な気もします。とはいえ,LyncやYammerは独りではちょっとさみしいので使うことはなさそうです。

今回の用途で法人向けOffice365を使うことには主に以下のメリットがあるのではないかと思います。


一方でデメリットと思える点もあります。

  • メールのエイリアスが使えない
  • ドメインがないとメールとしてはちょっと使いづらい
  • 継続的にコストがかかる(言うまでもないけれど)

いろいろと考えることはありますが,せっかく契約したのでまずは試してみようと思います。